バスク旅行記

先日パリのサロンデュショコラに行ってきた話はブログで紹介しましたが、帰りにバスク地方にも行ってきました。初バスク!!バスク地方は、フランス側とスペイン側とあり、世界でも美食の街として知られています。★付きのレストランが一番多いとか。とにかく、海も山もあって素敵なところでしたよ。

あっ….シェフの腕ですが・・・実は旅行に行く一週間前に左肱を骨折してしまって・・・(原因はテニスで転びました)それはさておき、バスク地方。まず訪れたのは生ハムで有名なバイヨンヌ。ハム屋さんもたくさんありました。

素敵な街でチョコレート屋さんもたくさんありましたよ。それもそのはずチョコレートがどうもヨーロッパでは最初にここで作られたとか。

実はおいしかったのは、このアイス!
SUA BONTAというとっても小さなお店でしたが、イタリア人がやっているようでした。ピスタッチオとイチジクのアイスを食べてみました。しっかりピスタッチオとイチジクの味がしてナチュラルなおいしさでしたぁ~。

そんな街を通って1時間ほど田舎道を行ったところにありました。

ミッシェル・ゲラールさんのホテル&レストラン
Les Pres d’Eugenie Michel Guerard


ウジェニー・レ・バンという小さな村、温泉がある保養所としても有名なようです。なんと30年以上三ツ星という本当にすごいレストランで、ミッシェルゲラールさんはもう88歳だとか。お客様の席すべてに挨拶をして回っていました。


いろいろクラシックなお料理でしたが丁寧に作られたお料理で、このキノコのスープが特に忘れられないおいしさでした。


とにかくのんびり優雅な時間を過ごすことができました。今回ここを訪れたのは、このワインをクリオロで販売しているからでした。↓


ミッシェル・ゲラールさんのワインでコストパフォーマンス抜群。バロン・ド・バシャンという白は金賞受賞ワインなんですよ。このワインを造るためにゲラールさんは、1967年までバシャン男爵が暮らしていた醸造所付きのシャトー・ド・バシャンを購入されたとか。そして、有名な醸造家を迎えて、ワインづくりをしているとのこと。赤のバロッコは元ぺトリュスの醸造長がコンサルタントしています。どちらもエレガントな味わい。ハウスワインとしてメニューにどちらもあったので見つけた時はなんだか嬉しかったです。

サンジャンドリュズという素敵な海辺の街にもいきました。

11月と言うのに泳いでいる人がいてびっくり!!
ここもかわいい素敵な街でしたよ。

そして今回の旅行のメインで訪れたのが、ここ「エチェバリ」

車でないと来れない場所でした。こんな場所に美食家が集まるレストランがあるなんて!スペインバスクです。


この日はラッキーで天候もよく気持ちいい日曜日の昼間でした。今の時期は昼しか営業していないとのこと。予約の取れないレストランとして有名なんです。


それもそのはず、予約のとれない意味がわかりました。パンはもちろんですが、シェフが牛や鶏を飼っているし、野菜もすべて栽培しているとのこと。新鮮なエビや魚貝も近くの海から。アンチョビやバターも、もちろん手作り。


そしてなんと、焼き物はすべてシェフが焼き加減をみて焼いているとのこと。なんともいえない生ではない焼き加減が絶妙でした!素材がいいし、その素材をしっかり活かしたシンプルな料理で、すばらしかったです。


お肉も魚もすべてうっとりするくらいのおいしさ。このイカの柔らかかったことと言ったら!


お肉も、育てているってすごくないですか〜


実はフードジャーナリストの並木さんと一緒に訪れました。彼女のお友達の田子さんがパティシエとしてこのレストランに勤めていて、今回行くことができ、そしていろいろお話を聞くことができました。


デザートも絶妙なおいしさ。何がって食感が!このアイスはソフトクリームのような柔らかさ。ギリギリのかたさで固めているそう。シェフのお庭で採れたビーツを合わせているとことろが新鮮でした。野菜のスイーツってなかなか難しいとことろがありますが、違和感なしで、赤い色がとっても綺麗!さすがとしか言えない逸品でした。


この人がシェフ、ビクトル・アルギンソニス氏。土瓶蒸しのような料理もでて、きっと日本の影響も受けてらっしゃるんだろうなと思いました。お話をさせてもらったらやっぱり日本好きらしいです。


こんなのどかな村だからこそできる料理だったのかもしれません。

とにかくバスクでは美味しいものだらけ。

夜にはサンセバスチャンでバル巡りをしました。(右はエチェバリのパティシエの田子さん)


そしてとにかくバルは楽しい!チャコリは気軽なお酒で人気です。


一口サイズのお惣菜ピンチョスがいろいろ並んでいます。


いろんな店をハシゴして、最後にデザートはバスクチーズケーキ!これがまた食事中でも食べられちゃう、そんなに甘くないチーズケーキで、おいしいんですよ。


最終日には、ティエリー・バマスさんのお店「The Five Cantons」でガトーバスクを頂きました!!バマスさんのお店は今年20周年だそう。奥様もキュイジニエで、奥様の実家がこのバスク地方で、ティエリーさんは、なんと!うちのシェフと同じマルセイユ出身なんですって!!


ティエリーバマスさんのお店の前で。


ガトーバスクはこの地方のお菓子。タルト生地の中はカスタードクリーム。バマスさんところのも美味しいんですよ。


このケーキはいろんなところで登場していました。ホテルの朝ごはんにも出てきます。焼きたてがててくるところもありました。これは焼きたてをカットした写真です。

とにかくおいしいものだらけのバスク地方の旅でした。またぜひ訪れたい素敵なところで、うちのシェフもいっぱいインスピレーションをもらって、バスクの素朴な美味しいお菓子たちをぜひうちのお店でも出したいと意気込んでいます。
また発売するときはお知らせしますね。お楽しみに。